ジョジョ6部戦いシーン、アニメでオリジナル・強調された部分

少年系


こんにちは、オタクのじゆうです。

この記事では、”ジョジョの奇妙な冒険 6部 ストーンオーシャンのラスト戦いのアニメにて強調された部分”について語ります。

ネタバレも含みますため、苦手な方はブラウザバックして下さい。

ジョジョとは

荒木飛呂彦による日本の漫画作品です。略称は「ジョジョ」です。
基本的には、王道的なストーリーで、正義と悪が対立し、仲間と協力しながら、
悪を倒していく話です。
各主人公であるジョジョたちは困難な時に強くなっていく精神的タフさや、
特殊な能力である、波紋やスタンドを使います。
予想外な展開になる脚本が面白さだと思っています。


原作では「メイド・イン・へブン その②」〜「メイド・イン・へブン その③」の回です。
原作とアニメで異なっている箇所があります。
粋な計らいをしてくれたジョジョスタッフに感激しながら、
原作とアニメで違うところを勝手に喋ります。

徐倫たちは自ら離れる

承太郎とアナスイの2人が会話をするのですが、原作だと何も前後が無く
「何故か都合良く離れたところに徐倫・エルメェス・エンポリオがいる」
という状況になっていました。
その前に徐倫から、「向こうで」という台詞が追加されています。
流れとして、辻褄を合わせるためだと思われます。

「イカれているのか」について

承太郎の「イカれているのか」については、原作であると、怒っているのか、引いているのか、困惑しているのか、分かりませんでした。アニメだと声が入り、やや困惑している感じになっています。

プロポーズを「して」と言われた後のアナスイ

アナスイがプロポーズの下りの話の時、
徐倫から「いいわ」と返された時のアナスイについてです。

原作で後ろ姿が震えているようなコマがありましたが、
後ろ姿であったため、また音もないので、雰囲気が分からず、
アナスイが「感激して泣いているのか、喜んで笑っているのか」、
どのような表現なのかが、分かりませんでした。
アニメでは、浪川さんが感激した感じで泣いているような声になっています。
アナスイの覚悟が本気であったこと、徐倫の言葉を幸福であったことが分かります。

時の加速時のモブ達がカット

時の加速のやばさを強調したかったのか、メイドインヘブンの発動時は、
原作だと、モブの表現がとても長いのですが、アニメでは割とカットされています。
コメンテーターの人、速さに合わせて縄跳びを全力で挑む子どもたち、
電話していたら料金がすごいことになったお兄さん、
カツラが飛ぶおじさんなど、様々がカットされています。
尺の都合だと思われます。
岸部露伴先生は残してくれたおかげで、こんな世界が大変になっているときにまで、
漫画を描いていることに安心しました。

エルメェスの死の順番が入れ替え

エルメェスは、プッチ神父から攻撃をくらい死亡してしまいます。
このプッチ神父が攻撃する順番は、原作では承太郎の後でしたが、エルメェスの方が
先に攻撃を食らうことになっています。
エルメェスももちろん友人であることには変わりないので、大切な存在なのですが、
プッチが倒したかったのは、ジョースターというのがメインであり、テーマであり、またオラ親子の方を演出として、絆を強調させたかった目的ではないかなあと思います。

承太郎の最後が追加され強調

空条承太郎の死、大きなキャラなのですが、
原作だと、あっさりし過ぎて、悶々としていたところもちょっとありました。
原作だと、目元しか描かれてないため、何がどうなるのか分かりませんでした。

アニメでは小野Dが、「徐倫」と最後に呟きます。

また、徐倫からみた回想シーンが出され、長い尺で深掘りしてくれています。「父親に見てほしかった」けどするべきではなかった「後悔」であり、父親という「ヒーローという希望」であり、「何故私をかばったのか」からの「やっとたどり着いた深い愛」、もっというと最後戦うことへの「決意」のターニングポイントだったんじゃないかと思います。

アニメオリジナル来てくれないか、って求めてたところへ、
スタッフの原作を最上級に尊重しながらの、全力の域の計らい過ぎて涙が止まりませんでした。

オラ親子は見つめ合っている

原作だと、身体の向いてる方向違うのに、徐倫は何で皆死んだって分かったんだろと思っていました。
アニメでは、2人はお互いを見つめていた、という演出になっています。

父親が死ぬ瞬間見てしまった徐倫、きっと辛かっただろうと思いますが、
承太郎は徐倫の生きてる顔を見れたんだと思うと安堵もあったのでは無いか、と信じたいです。

承太郎の死の後の向きは変更されている

原作でも同じでしたが、アニメの力がショッキングなシーンでした。
承太郎は死んだ瞬間、後ろに崩れてしまい、発狂しました。生きるために、ずっと前見て、困難な時にも、祖父にこっち来るなって言われても、DIOって強敵に前にのめり込んで向かって来た彼が、”後ろに倒れた”って事実が受け入れられませんでした。いつも後ろにいて守ってくれるスタプラもいなくて、命が力尽きた瞬間で、ホントに終わったんだ、困難な敵を倒してきた空条承太郎はとうとう倒すことが出来なかった、って自覚して、目の前が暗くなりました。

承太郎がいなくなって悲しいのですが、承太郎が守りたかったっていうのは納得してます。荒木先生の描くヒーローは孤独、って言っていたのを思い出しました。承太郎も色んな仲間がいなくなって孤独を感じて、後悔していた気がするので、娘がいなくなってしまったら、また、孤独になって、後悔していたんだろうと思います。言葉は無かったが、きっと花京院みたいに、これから起こることに後悔は無かったと思ってると信じています。承太郎は愛のために死んだのだから。

徐倫の台詞

徐倫からとエンポリオとの別れである最後のイルカの出て来るシーンですが、
徐倫からエンポリオへの台詞が、原作には無かった「大丈夫、今のあんたなら出来る」という台詞が追加されています。この台詞によって、徐倫がエンポリオへ希望を託したことが強調されて、
継承された様子が増しているのと、
エンポリオへの信頼や安心感を感じる部分が強調されています。
未来への希望や絆を感じる台詞となっています。



まとめ

メイドインヘブンのシーンが最も好きでした。
魅せ方を考えられていたんだな、ということを感じ、改めてジョジョは愛されているんだと自覚しました。
6部は他の部よりも更にアニメが難しかったのではないかと思いますが、さすががジョジョスタッフという感想を抱かざるえないくらい感激をいだきました。
さすがスタッフ!俺達に出来ないことをやってのける!そこに痺れる!憧れる!
6部これからも大好きです!


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