AIが生まれることは、不幸なのか?

ハッピーエンド系


こんにちは、オタクのじゆうです。

AIが支配する世界という漫画にハマっています。
この漫画から、AIが生まれることは、不幸なのか?考えてみました。
ネタバレも含みますため、苦手な方はブラウザバックして下さい。

AIが支配する世界

未来のAIについてのお話で、LINE漫画です。
割と面白くて好きなので、単行本欲しいのですが無いのです😭

AIが支配する世界


ものすごい考えさせられるテーマでよく出来ているなぁと思います。
話繋がってないように見えて、繋がって来ます。

終着点の無さを見せつけてくるところが好きです。

ピアノの話のあらすじ

ピアノの話が1番好きなのだが、この主人公がハッピーになるのが報いで好きです。

天才ピアニストである主人公はAIと演奏で戦う羽目になります。
演奏対決で見事勝利します。
しかし、本当はAIが2度弾きました。
主人公が演奏していないことに、誰も気づきませんでした。
主人公は、誰も音色すら分からない演奏に意味があるのかと失望します。

本当は、1人だけ見抜いていた人がいました。
兄です。

「AIに負けて悔しいか?俺はお前に負けっぱなしだったぞ」と告げるのです。

兄は「期待」であったが「憎しみ」を持っていたからです。
弟には言いませんでしたが、兄は「弟が天才過ぎてピアノを諦めた」のです。

その後、主人公は再び演奏をします。
AIだけはその感情を理解できず、「?」となります。

主人公は「俺は俺の音を奏でる」と言って兄へピアノをプレゼントして、終わります。

AIが生まれることは、不幸なのか?

この話には、AIが生まれることは、不幸なのか?っていうのが
テーマなんじゃないかなあと思います。

私は碁打ちなのですが、
自分が碁を打ち始めた時には、ネット碁の走りくらいで、
まだAIなんて無く、コンピュータに負けるなんて思いませんでした。
しかし、AIに世界最強の囲碁棋士が負けた時に、泣いてしまいました。
棋士も泣いていたのを思い出します。
頑張ってきたことが意味が無くなった気がしたからです。
勝利は価値があることで、敗北することは無価値だと思い込んでいたから、なのでAIとは恐怖でした。

確かにAIの描く世界には、人類の勝ち負けというのは存在しますが、
AIは新しい棋譜とか、戦法とか、選択肢をくれたと思っています。
囲碁は新しい進化をしたのです。
人類には、進化の過程なのだなあ、共存して生きる、というのは、救われるものもあるのかもしれないなあ、と思いました。
恐怖であるよりも共に生きていきたいと思います。


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